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新型コロナウイルス闘病記

みなさま、こんにちは!
実は私、2022年1月末に新型コロナウイルスに感染してしまい、1週間近く自宅療養しておりました。
去年の10月にファイザー製のワクチンを2回打っていましたが、抗体をすり抜けてしまったようです。
その時の体験記が誰かの役に立てるのではないかと思い、このブログを書きました。
発症前から回復までを時系列で書いています。
ぜひ参考の1つにしてもらえると嬉しいです。

発症前〜発症まで

2022年1月30日(日)

記憶を辿ると、異変を感じ始めたのはこの日からでした。
体温は平熱の36.4度。
いつも通り職場に出勤して仕事をしていたのですが、どうも喉が異常に渇く。30分に1回の高頻度で水を飲んでも喉が潤いませんでした。同僚にも「水飲み過ぎじゃない?」と言われた程でしたが、当時は「おそらく暖房による乾燥だろう」と思っていました。
家に帰ってから、念のため余っていた葛根湯を飲み、トローチを舐めて早めに寝ました。

2022年1月31日(月)

次の日、朝起きて体温を測ったら36.7度。喉の渇きが若干イガイガに変わってきているのも感じました。

「あ、やばいかも」と思ったのはこの時からでしたね。
37度の熱はなかったのでそのまま出社しましたが、一応マネージャーにすぐ報告し、職場でも個室で仕事をするように意識しました(今思えば、この判断は正しかったなと思います)。
16時半頃になって倦怠感を感じるようになったので、家に帰らせてもらいました。
帰宅した直後に熱を測ったら、まさかの38.3度。
この頃には強い寒気と倦怠感、あとは関節痛も感じました。
正直、寝るがしんどかったです。

自宅療養期間

2022年2月1日(火)

もともと週休をとっていたので、この日はしっかり休むことにしました。
朝の体温は38.7度。まだまだ前述した症状が続いていたので、パブロンゴールドを飲みました。薬が効いている間は体温が37.6度まで下がり、症状も楽になりました。
それから、発熱したらどういう対応をすればいいかを東京都発熱相談センターのWebページで調べました。それによると、かかりつけ医に電話で相談するか、東京都発熱相談センター(TEL:03-5320-4592)に電話するように記載がありましたので、朝から上記の電話番号にかけてみましたが、一向につながる気配はありませんでした。その時の東京の1日の感染者数は2万人近くいましたので、無理もないだろうなと思ったのと同時に、もしこれがコロナだったら最悪なタイミングでかかってしまったなと少し絶望も感じました。とりあえず定期的に電話をかけ続け、繋がったのはまさかの20時頃でした。対応していただいた方はとても親切な方でした。聞かれた通り今の体温や症状、およびワクチンの接種状況と郵便番号を伝えると、担当から「これからお近くの病院を3つ紹介しますので、明日の朝になりましたらご自身で電話をかけて予約を入れてください。ちなみにこちらで各病院の予約状況を把握することはできませんのでご了承ください。なお、『PCR検査を受けたい』と言うと予約を断られる可能性が高いのでお気をつけください」と言われて終話しました。
とりあえず病院が開く時間にタイマーをセットして、その日は寝ることにしました。

2022年2月2日(水)

朝起きたら、体温が38.7度でした。
薬の効果も切れていたので、症状はきつかったです。
とりあえず前日に教えてもらった病院に電話しましたが、電話はつながりませんでした。10分ほどかけ続けてつながった病院も「予約がいっぱいです」とのこと。もう諦めようと思いましたが、9時15分頃になんとか予約が取ることができました。その時は10時の予約しか空いていませんでしたので、すぐに家を出る準備をしました。電話内で風邪薬を飲んでもいいか聞くと、「いいですよ」とのことだったので、飲んでから病院に向かいました。
着いてからは、もちろん暖かい待合室で待たされることはなく、外の折りたたみ椅子で待たされていました。ただ、その点についてはあらかじめ電話でお伝えていただいていたので、しっかり厚着をして対策することができました。薬も飲んでいたので、外で待つことはそこまで苦ではなかったです。
病院に到着してから15分後、PCR検査を行うことになりました。今回は鼻に綿棒を突っ込むバージョンで実施しました。最後に「検査結果は明後日(2月4日)の午前中に電話でお伝えしますね」と言われ、そのまま家に帰りました。
ちなみにPCR検査代として¥2,510-がかかりました。

2022年2月3日(木)

相変わらず体温は38.7度から変化なし。薬を飲んで、やっと37度台に落ち着くという感じでした。
もちろん仕事も休ませてもらいました。
この日はひたすら寝てましたね。

2022年2月4日(金)

この日も体温は38.7度でした。
朝に病院から電話がかかってきて、「検査の結果、陽性でした。本件については病院側から保健所に連絡を入れておきますので、保健所から連絡が来るまでお待ちください」と言われました。
すでに発症から3日も経っているのに38度台の熱がでていたので、検査結果に驚きもしませんでした。
そして、同時にこのあたりで「死」も覚悟ましたね。

2022年2月5日(土)

昨日の覚悟とは裏腹に、朝起きると体温が37.8度まで下がっていました。薬を飲めば36度台まで落ち着かせることができる状況です。
倦怠感などの症状はだいぶ楽になりましたが、なぜかこの日から喉の調子が悪くなり、イガイガ感と咳が出始めるようになりました。
ちにみに土日なので保健所からの連絡はまだありませんでした。

2022年2月6日(日)

朝起きると体温は36.2度でした。
一番最初に思ったのは「やっとか…」でした。
とても安心しました。

2022年2月7日(月)

ほぼ回復した状況の中、保健所からショートメールで連絡がきました。
実際の連絡内容は下記の通りです。

HER-SYSとは、現在の健康状態(体温など)をWebを通して保健所に報告するシステムのことです。私が住んでいる区は基礎疾患のある方など、重症化リスクがある人のみが入力すればOKとのことだったので、私は入力せずにCOCOAのみ登録をしました。

ちなみにこの日からオンライン限定で仕事に復帰しております。

その後

2021年2月8日(火)〜2月14日(月)

熱や倦怠感などはありませんでしたが、ベッドにずっと寝ていたので筋力や体力が非常に落ちていて、少し動いたりするだけですぐに疲れが出る状況が1週間続きました。
あとは、喉のイガイガも同じくらい続きましたね。

2021年2月15日(火)

現在勤めている会社が、陰性を確認できなければ出社を許してくれなかったので、2回目のPCR検査を東中野で受けてきました。この時は唾液を使った検査でした。
そしてついに3日後の18日に陰性がでて、ようやく完全復帰を果たすことができました。

※厚生労働省では下記のように明記しておりますので併せてご参照ください。

症状が出た日から10日間以上経過、かつ症状軽快から72時間以上経っていれば、検査なしで職場等への復帰可能

引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/000814817.pdf(当時掲載されていたものはリンク切れになっておりました)

所感

私自身、ワクチンを2回打っていたし、外部との交流も電車と職場に限られていたので、まさかコロナウイルスに感染するとは思いませんでした。
よく聞かれる「きつさ」ですが、私は普通の風邪より少し辛い症状が2,3日長引くような感じがしましたね。軽症ですんだことは本当に幸運でした。

ちなみに食事はUberがあるので、特に困ることはありませんでした。

他には、風邪薬は常に常備しておいた方がいいと思いました。
闘病生活が幾分楽になります。

最後にはなりますが、コロナには気をつけていてもかかる時はかかりますよ!
あまり油断をせず、日頃の手洗いうがいを欠かさないようにしましょう。
あとは、良質な食事・運動・睡眠をとることで免疫力と体力はつけておくようにしましょう。

では皆さま、引き続きご自愛くださいませ。

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